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Russia animation
Yahoo動画でアニメ『ラ・セーヌの星』を見てました
それも全話見終わったので、他に面白そうなものはないかな。と、カテゴリ内をさまよっていると、『ロシアアニメ』に行き当たりました

ロシアと言えばヴァレンちゃん
ヴァレンちゃんと言えばロシア
現在のロシアは情勢が良くない
一昔前に流行った独裁政権がまた、復活しようとしている
どうかヴァレンちゃんだけでも無事で居られますように。と祈らずには居られない
にゃは

ロシアは普段、省みることもなく、どんな音楽やファッションが流行ってて、どんな文化圏を持つのかすら知らないので、これを機会にロシアの文化に触れてみようかと思いました


ロシアアニメで最初に見たのが『キャバレー』という人形アニメ
Animation of Russia distributed by Yahoo Japan
人形の作りがグロテスク
愛嬌もなければ可憐さもない
ないのにどうしてか引き込まれる
全編オペラ風ミュージカルのような作り
巻き舌で歌う男女の歌手の声
内容の方はアバンギャルドすぎて理解できない
おまけにお子様も見るであろう人形アニメには有り得ない、ヒロインがストリップになるシーン
ヒロインのベッドに男が侵入して全裸になるシーン
いやもう我が目を疑いました
ヒロインと母親以外、誰が誰やらさっぱりわからない作り方
途中で登場人物が入れ替わり、最初に出て来た人が何者なのかさっぱりわからない
わけのわからないままアニメは終わるけど、これ、クセになります
また見たいと思いました

ロシアのアニメは、基本的にセリフがないようです
アニメと言っても、セルアニメだけじゃなく、人形を動かして一つの動画にしていく、手間隙の掛かる人形アニメもロシアのアニメ文化の一つのようです
タイトルと解説文でチョイスして見ていたのですが、見たアニメの半分近くが人形アニメでした
人形アニメと言っても、ティム・バートンのような作りではないことだけは確かです(笑

毛糸玉
老女が砂漠で出逢った魔法の毛糸玉で服・家・家具・インテリアを作っていくが、通り掛かった人々を家の中に入れたことで人間としての欲が生まれて行き、破滅していく物語
人間誰でも「人から良く見られたい」と言う、当たり前の感情がエスカレートしていく様は、まさに圧巻
だけどそれの悲劇もちゃんと用意されていて、短いストーリーながら色んなことを考えさせられます

愛しの青いワニ
花が大好きなワニと、同じく花が大好きな牝牛が花畑で出会い、恋をする
だけど美しい牝牛と、そうでないワニの組み合わせは周りから非難を受け、牝牛はワニから離れようとする
悲しみのあまり、ワニは葉の一枚になり、流した涙が花になると言う悲恋の物語
構成は違うけれど、日本の絵本にも似たような話しがあり、アニメ映画にもなった『あらしのよるに』や、『あした花になる』も悲しい物語です
『あらしのよるに』は、「食う者と食われる者」の間で育まれる友情物語
だけど結末は悲しく淋しい
『あした花になる』は、蘭の花に恋したカマキリの、悲劇だけど奇跡の物語です
子供の読む絵本だとしても、最後は泣けました
普段、ほんわかしたイラストが特徴の『いもとようこ』さんからは想像もできない、激しく、切なく、だけど情熱のこもった絵本です

お姫様と怪人
ロシアのアニメにしては珍しい、アメリカン・ポップな作品でした
物の本質は、見る者によって変わる。と言った内容です

ある犯罪の物語
これは色々考えさせられる物語でした
何気ない日常の中、誰にでも起こりうる現実を少しオーバーに作られていますが、つい先ほど日本でも、これを思わせる事件が起きましたね
Yahooニュース内で「あわや!小学校に「カマ男」侵入、逮捕…宇都宮」で検索したら出て来ます

アンダーグラウンド
空想世界のお話で、しかもアバンギャルドな作風の多いロシアアニメの代表的なアバンギャルド(わけわかんない)人形アニメだと思います
ストーリは愚か、なにがなんだかさっぱりわからない
誰が誰なんだか、その配役すらはっきりしない
何が言いたいのか、作った人間の理念もコンセプトもありゃしない
だけど不思議なことに最後まで見てしまうんですよね
う~ん、ロシアアニメは奥が深い

ドン・キホーテ
『ラ・マンチャの男』で有名なドン・キホーテを素材にした人形アニメ
話の内容はと言うと、アバンギャルドなストーリーに加え、「バカ男一代記」
シュールな笑いをそそられます

船上のバレリーナ
ロシアはサーカスの他にバレエでも有名ですが、シンプルな作画でありながら主人公のバレリーナの脚の動きが滑らかで、そこだけ見たら宮崎アニメにも劣りません
ストーリーは最初から最後まで「そんなアホな」の連続です(笑

フェンス
1分にも満たない短いアニメですが、「相手を良く見たらそれは敵じゃなく、友達なんだよ」と言うメッセージが込められています
今のロシア大統領に、一番見てもらいたいですワ

ガールフレンド
ロシアアニメは、作りがあまりにもレベルが低い
絵は汚いし、魅力もない
セリフもないから、ストーリーがわからない
登場人物像も把握できないまま、終わってしまう
そう言ったイメージが一環にして持たれました
しかしそのどの作品も、引き込まれてしまうんですよね
日本のアニメーションは、海外では「ジャパニメーション」と言う、一つの文化として君臨し始めていますが、「綺麗で丁寧でストーリーがきちんと構成されていて、説明を受けなくても理解できる」親切なアニメを見慣れると、ロシアアニメは「難しい」の一言で片付いてしまいます
難しいのにクセになってしまうのも、ロシアアニメで初めて感じさせられました
このガールフレンドと言う作品も、そうです
始まりからして「そんなアホな」を連発してしまう
最後もやはり、「そんなアホな」
シュールでアバンギャルドでナイーブなロシアアニメ
この魅力に嵌ったら、一生虜になります

愛しのヴァレンちゃんも、これを見て育ったのかしら・・
なんてことを考えただけでも、感慨深いです


そろそろブログの壁紙を変えようかな・・と、ロックたんの雑誌をスキャンしました

したはいいけどこの雑誌、画質が極悪なんです
紙の材質そのものが悪いのか、160%の特大サイズでスキャンしてもノイズが散りません

がんばったんですけど、どうしてもノイズが生まれる
縮小したら、それなりに綺麗になるんですけど、スキンで使うには汚すぎる・・


と言うわけで、使用を断念しました・・

海外雑誌でも、紙質の上等な雑誌はたくさんあるんですけど、そう言った雑誌にロックたんが出て来ないのよーo(T□T)o


最近Yahooで無料アバターが作れることを発見し、はまりました

↑わたし自身ではありませんが、マイ・アバターです(笑
だってあたし、髪短いのよーo(T□T)o
上の画像のロックたんぐらい、短いのよーo(T□T)o
男キャラじゃないと、作れないのよ・・
by haruhi-style | 2006-10-13 17:35 | Chat